2000年代にはブラックハットSEOを駆使して、不正に検索結果の上位を狙うホームページが多発しました。ワードサラダや大量の被リンクを使うことで検索結果を荒らしてしまいましたが、パンダアップデート・ペンギンアップデートを行うことで収束して正しい検索結果になりました。しかし不正に検索結果の上位を狙う人は後を絶たず、2016年には悪質なキュレーションサイトが問題になりました。ニュースなどでも大きく取り上げられていたので、名前だけ聞いたことのあるという人もいるかもしれません。そもそもキュレーションサイトというもの自体は悪いものではなく、ユーザーに有益な情報を与えることができれば問題ありません。しかし「非常に質の悪いコンテンツが大量生産された」という点が問題になりました。悪質なキュレーションサイトは、クラウドソーシングなどを利用して、低賃金で大量の記事を書かせました。大量生産ができるために1ヶ月に2000ページ近くのコンテンツを追加することもあり、Google側も「中身のあるコンテンツを持ったホームページ」と判断して検索の上位に持ってきました。しかし、結局は安く大量生産された記事であるため、肝心のクオリティは非常に低いものでした。中でも医療系の記事を、専門知識を持たない人が書いて結果的にデマを流してしまったという点や、とにかく文量を増やそうと適当にコピーをしてしまったという点が問題視されました。閉鎖になった悪質なキュレーションサイトも多く、Google側でも2017年に対策を講じることになりました。例えば医療記事に関しては医療従事者が書いた信頼性のあるものを上位に表示するなど、発信されている情報の正確性を重視する方向に変わっていったそうです。